IT需要が高まり、インフラエンジニアの活躍の場も増加しています。
今後も需要が高まっていくインフラエンジニアを目指そう、と考えている方も多いかもしれません。
インフラエンジニアに転職したいけど、志望動機が分からない。
あわせてインフラエンジニアは、企業からどのような人物像が求められるのかを解説します。
これから、インフラエンジニアを目指そうと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
インフラエンジニアの志望動機の考え方を解説
Contents
インフラエンジニアに転職する時の志望動機は、どのように考えれば良いのでしょうか。
どういった人物像が求められ、何をアピールすれば面接官に良い印象を与えることができるのか。
志望動機のアピールポイントや書く時のポイント・注意点とともに、志望動機の例文を交えて解説します。
しっかりと事前にポイントを押さえて、転職を成功させましょう。
インフラエンジニアに求められる人物像
インフラエンジニアに転職する時に、必須な資格はありません。
資格は必要なくても、求められるスキルや人物像は存在します。
一体どのようなスキルが必要なのかご紹介します。
インフラエンジニアに求められる人物像は、
- サーバー・ネットワークなどの知識
- コンピューターなど機械が好き
- コミュニケーション能力
などです。
インフラエンジニアは、サービスや通信に適切な基盤を作る仕事です。
そのため、サーバーやネットワークの知識が不可欠と言えます。
コンピューターや、周辺機器の知識を保有しておかなければなりません。
一つ一つの知識を覚えていくだけでなく、日々変化していく新しい知識も自分から興味を持って覚えていく必要があります。
コンピューターや機械に対して苦手意識があると、新しい知識を吸収することは苦痛になってしまいます。
新しい知識を身につけるために、コンピューターや機械が好きということは求められる人物像であると言えるでしょう。
インフラエンジニアは、コンピューターを使った仕事ですが一人で仕事をするわけではありません。
クライアントからの発注をきちんと理解したり、同じチームで働く仲間に自分の意見を分かりやすく説明する必要があります。
相手の立場になって考えたり、仲間に丁寧な説明をするコミュニケーション能力が求められます。
・サーバー、ネットワークの知識
・コンピューターや機械が好き
・コミュニケーション能力
インフラエンジニアの志望動機のアピールポイント
インフラエンジニアへの転職で面接官にどういった志望動機をアピールすれば良いのか。
志望動機のアピールポイントを5つご紹介します。
システムの安定性に貢献したいという意欲
インフラエンジニアは、システムの安定性を保つためのインフラストラクチャの設計・構築・運用・監視を担当します。
システムが安定的に動作することで、ビジネスの成果や顧客満足度に直結するため、安定性に貢献したいという意欲をアピールすると良いでしょう。
今後の目標を伝え、入社後自分がどのように企業に貢献できるかを面接官にイメージさせましょう。
実際に働いているところをイメージさせることができれば、採用の可能性も高まります。
新しい技術を学ぶ意欲
インフラエンジニアは、常に新しい技術の習得が求められます。
新しい技術を習得することで、システムの改善や効率化が可能になるため、積極的に学びたいという意欲をアピールすると良いでしょう。
ただし、「口先だけなのか」を問われますので、「入社してから学ぶ」という姿勢では通りません。
会社は学校ではありませんので、せめて応募した時点からでも何らかの技術を学んでいるという行動を起こした方が良いでしょう。
コミュニケーション能力の高さ
インフラエンジニアは、開発者や他のチームと協力してシステムを構築することが多いため、コミュニケーション能力が求められます。
適切な情報共有や問題解決にはコミュニケーションが欠かせません。コミュニケーション能力の高さをアピールすると、協調性のあるチームプレイヤーとして評価される可能性が高くなります。
問題解決能力の高さ
インフラエンジニアは、システムのトラブルシューティングや改善において、高度な問題解決能力が求められます。
そのため、自ら考えて行動し、問題を解決する能力をアピールすると良いでしょう。
例えば、身近なネットワーク関連のトラブルを挙げて問題解決を図ったことを盛り込むとよいでしょう。
Wi-Fiの接続が切れる:
Wi-Fiルーターの電波が弱いのか場合や、周囲の電波干渉がある場合、スマートフォンやパソコンなどの端末との接続が切れてしまうことがあります。
また、ルーター自体が故障している場合もあります。この場合は、Wi-Fiルーターの場所を変えたり、ルーターの再起動を行ったりすることで解決できる場合があります。
インターネットに接続できない:
自宅や職場などでインターネットに接続できない場合、インターネット回線自体が故障している可能性があります。
また、設定の誤りやハードウェアの故障なども原因となることがあります。この場合は、インターネット回線のプロバイダに問い合わせたり、ルーターの設定を見直したりすることで解決できる場合があります。
ネットワーク速度が遅い:
大量のデータをダウンロードしたり、動画をストリーミングしたりする際に、ネットワーク速度が遅くなることがあります。
この場合は、回線の通信速度やルーターの性能が原因となることがあります。
また、複数の端末が同時にネットワークに接続している場合も、帯域幅が分散されて速度が遅くなることがあります。
この場合は、回線の速度をアップグレードしたり、ルーターを交換したりすることで解決できる場合があります。
プロジェクトの進捗管理
インフラエンジニアは、プロジェクトの進捗管理も担当することがあります。
例えば、タスクの管理やスケジュールの調整、問題解決やコミュニケーションの促進などがあります。
未経験であっても、プロジェクトマネジメントに関する知識や経験はある場合がありますので、それをアピールすることも大切です。
・システムの安定性に貢献したいという意欲
・新しい技術を学ぶ意欲
・コミュニケーション能力の高さ
・問題解決能力の高さ
・持続的な改善に対する意欲
☆未経験の場合は普段からネットワーク機器をさわっていることもアピールできます。
インフラエンジニアの志望動機を書く時のポイント
履歴書に志望動機を書く時のポイントを知っていれば、自分自身をアピールすることができます。
そんな、インフラエンジニアの志望動機を書く時のポイントを2つ紹介します。
志望動機が思いつかない時は、どうすればいいのかも解説するので志望動機を書く時の参考にしてみてください。
なぜインフラエンジニアなのか
一口にエンジニアといっても、
- システムエンジニア
- プログラマー
- セールスエンジニア
など、たくさんの種類が存在します。
たくさんあるエンジニアの種類の中で、インフラエンジニアやネットワークエンジニアを志望する理由を伝えましょう。
なぜインフラエンジニアを志望するのか理由を知ることで、入社後のミスマッチをお互いに防ぐことができます。
なぜその企業なのか
インフラエンジニアを、募集している企業はたくさんあります。
そこで大事なのが、たくさんある企業の中からなぜその企業を選んだのかということです。
事前に企業のHPなどをチェックして、経営理念や社風が自分にマッチしているのか確認しておきましょう。
経営理念や社風が自分に合っていないと、お互いのミスマッチに繋がり採用されてもすぐに辞めてしまうということになりかねません。
志望する企業が、どういった活動を行っているのか業務内容はどのようなものなのか事前に企業研究を行いましょう。
具体的な志望動機を履歴書に書くことができます。
志望動機が思いつかない時は?
インフラエンジニアの志望動機として、
- 目標を伝える
- 目標達成のために実行していることを伝える
- 入社後どのように企業に貢献することができるのかを伝える
といったことがありました。
しかし、どうしても志望動機が思いつかないということもあるでしょう。
そんな時は、自分の周りの人に相談したり転職エージェントを活用しましょう。
転職のプロが、あなたが気付いていなかったスキルや能力を見つけだしてくれるかもしれません。
・なぜインフラエンジニアなのか
・なぜその企業なのか
インフラエンジニアの志望動機を書く時の注意点
インフラエンジニアの志望動機を書く時に、どういったことに注意すればいいのか。
未経験で転職を考えている場合は特に、不安な気持ちになってしまうかもしれません。
志望動機を書く時の注意点として、
- 具体的な内容を意識する
- 目標だけを伝えない
といった点があげられます。
なぜ具体的な内容を意識しないといけないか。
インフラエンジニアを募集している企業のどこにでも通用する理由だと、他の企業でもいいのではと面接官に感じさせてしまうからです。
目標を伝えるのは良い事ですが、目標と一緒に目標に向かって努力していることを伝えましょう。
あなたの熱意が、面接官により一層伝わります。
インフラエンジニアの志望動機の例文
実際に面接で、志望動機を伝える場合どういった内容を伝えれば良いのでしょうか。
インフラエンジニアの志望動機の例文を3つご紹介します。
これから、志望動機を考える時の参考にしてみてください。
例「貴社の〇〇という経営理念、〇〇という企業活動に共感しました。」
志望動機を書く時は、企業のHPをチェックして経営理念や企業活動・企業独自の強みを把握しておく必要があります。
志望動機が経営理念に沿っていなければ、どこの企業でもいいのではないかと面接官を不安な気持ちにさせてしまいます。
経営理念や、活動内容・独自の強みに共感しているという内容を記載しましょう。
例「入社後は、自身の〇〇というスキルを活かしていきます。」
インフラエンジニアには、必須の資格はありません。
しかし、インフラエンジニアに関連する資格やスキルを持っているのであれば積極的にアピールしましょう。
入社後に企業に自分がどのように貢献できるかを面接官に伝え、入社後の自分を面接官にイメージさせる必要があります。
インフラエンジニアの業務に携わったことがある方は、これまでの活動内容や経験をどのように活かせるのかを伝えましょう。
例「現在、〇〇という勉強をしています。」
未経験でインフラエンジニアに転職する場合、他の業種で培った技術やスキルをアピールするのも良いでしょう。
さらに、前向きに勉強をしてインフラエンジニアになるための努力をしていることを伝えましょう。
前向きに勉強や努力をしている姿勢をアピールすることで、インフラエンジニアへ転職の真剣さや熱意を伝えることができます。
また、未経験であっても将来の成長に期待して採用される場合もあります。
インフラエンジニアの志望動機のNG例
インフラエンジニアに転職する際に、どのような志望動機はNGなのでしょうか。
NG例を例文でご紹介します。
NG例は避けて、志望動機を作成しましょう。
例「給料の高さに惹かれました。」
インフラエンジニアを始めとする、IT業界は需要は高まっていますがまだまだ人材不足です。
給料に期待して、インフラエンジニアに転職をしようと考えている方もいるかもしれません。
もちろん、給料の高さは転職をする時の一つの指針になります。
しかし、給料の高さに惹かれたという志望動機だと条件に見合えばどの企業でもいいのではないか、と面接官はあなたを採用することに不安な気持ちを抱いてしまいます。
例 「インフラエンジニアに憧れていました。」
ついつい、志望動機として伝えてしまいがちなのが憧れていたという理由です。
憧れていたのであれば、一緒になぜ憧れているのか具体的な理由を一緒に伝えましょう。
理由を伝えることで、あなたの人間性を面接官に伝えることができます。
例「これから貴社で、勉強させていただきたいです。」
これからインフラエンジニアとして、働くという熱意に満ちあふれていても受け身な姿勢を伝えるのは控えましょう。
あなたが入社後どのように企業で活躍できるかを、面接官にイメージさせることは大切です。
現在、どのような努力や勉強をしていて、入社後どのように活かしていけるのかという積極性のある志望動機を伝えましょう。
面接での志望動機の伝え方
未経験でインフラエンジニアに転職する場合は、
- 目標
- 目標実現のために実行していること
- インフラエンジニアに興味を持った理由
を伝えると良いでしょう。
自分のことばかりを伝えるのではなく、企業研究を事前に行うことが大切です。
経営理念など企業に共感した点・入社後どのように活躍できるかを自分自身の言葉で、具体的に伝えましょう。
転職相談は転職エージェントを活用しよう
インフラエンジニアに未経験で転職しようと考えている方は、転職に不安な気持ちがあるかもしれません。
そんな時は、転職エージェントを活用しましょう。
転職のプロが、あなたの不安や悩みを解決してくれます。
転職活動も、転職エージェントを活用することで自分では気付いていなかったスキルや能力を見つけることができるかもしれません。
一人で転職活動をするのが不安な方も、転職エージェントを活用すればエージェントが二人三脚であなたの転職をサポートします。
まとめ
インフラエンジニアの志望動機のアピールポイントは、
- 今後の目標
- 目標達成のために実行していること
- インフラエンジニアに興味を持った理由
他の業種ではなく、なぜインフラエンジニアなのかなぜその企業なのか。
といった点を、志望動機の中で面接官に伝えましょう。
一人で転職活動を行うのが不安な方は、転職エージェントを活用しましょう。
転職のプロが、あなたの転職を二人三脚でサポートします。
インフラエンジニアへの転職を成功させ、新たな一歩を踏み出しましょう。